性格を変えて夢を叶える方法

自分の性格を変えたいと思っている人は多いのではないでしょうか?

 

 私は、自分の性格が大好きです。明るくて前向きで、落ち込むことはあるけれど、いつまでもクヨクヨしないで、すぐに立ち直ります。そんな性格ですから、毎日が楽しくてしょうがないんです。

 

 しかし、こんな私でも、実は、変えたい性格というものがあります。

 

 それは三日坊主です。

 

 何かをはじめてもすぐに辞めてしまいます。かれこれ10年以上も前のことですが、毎朝ジョギングするぞと決意しました。それはそれは、物凄い決意でした。わずか2キロほどを走る簡単なジョギングです。続けられると簡単に思いました。

初日は、気合を入れて走り、さわやかな気分のまま、写真とかをSNSにアップして喜んでいました。

 

 しかし、それも2日で終わり。3日目はもう嫌になってジョギングはお休みしました。お休みすると頑張らなくていいですし、ツライ思いもありませんから、ついつい楽なほうへ流されてしまうんです。それで、2度とジョギングしなくなったのです。

 

 この3日坊主はぜひとも治したいですよね。

 継続は力です。継続することができれば、どんな夢でも叶います。ギターの練習も毎日継続すればプロ並みの腕になるでしょうし、文章の練習も毎日すればプロのライターになれるでしょう。

 

 ビジネスも同じです。継続する力があれば、どんなビジネスでも大成功するし、夢のような大事業も必ず叶います。ブログで記事を書いて年収1億円を稼いでいる人がいますが、彼も毎日、毎日、ブログを更新して記事を書き続けるという継続をやったから大きな夢が叶ったわけです。

 

 ですから、ぜひとも性格を変えたいと思います。3日坊主な性格というのは飽きっぽいということでしょうか、その性格を変えて、継続する性格にするにはどうすればいいのでしょ

う。

 

人間の性格はどうやったら変えられるのか?

 性格を変えるとは、どういうことでしょうか?

 

 怒りっぽい性格の人がいます。何かあると怒ってしまうんです。恋人がわずか1時間、電話もメールもしてこなかったからといってメチャクチャ怒り出す人がいますが、そんなことで怒られたら相手もうんざりしてしまいますよね。その性格が変えられなかったら、いずれ大きな喧嘩をして別れるという悲惨な結果になるでしょう。

 

 性格が人生を決めると言っても過言ではありません。

 

 すぐにあきらめてしまう性格だったらどうでしょうか。あきらめる性格の人間がどんな人生を送るかを考えてみると、夢を叶えるというものとはほど遠い人生になるような気がします。

 

 恋人を作りたいという夢を持ったとします。お見合いパーティに参加したり、結婚相談所に登録したり、友人に紹介してくれってお願いしたり、その人なりにお金と時間を使って頑張るはずです。

 

 しかし、夢が叶うには時間がかかります。お見合いパーティに1回参加したくらいではなかなか恋人なんかできっこありませんし、結婚相談所に登録しても、友人にお願いしても、恋人ができない確率の方が高いでしょう。

 

 そして、あきらめてしまうのです。

 

 あきらめたら恋人はできません。恋人ができなければ結婚もできませんし、子どもを産んで家庭を作ることもできないのです。夢がどんどん遠くなっていきます。

 

 夢を叶えるには、あきらめるという性格を変える必要があります。

 

 3日坊主の性格。怒りっぽいという性格。すぐにあきらめてしまうという性格。他にも、変えたほうがいい性格はいっぱいあります。

 

 

 こうした性格はどうすれば変えられるのでしょうか?

 

 

性格に悩む人たちを悪徳カウンセラーがカモにする

 性格を変えるために、あなたは誰に相談しますか?

 

 友人に相談する人が一番多いようです。次が親。サークルとか何かの団体に属している人は、そういうところで出会った人に相談するケースが多いようですが、悩みが深刻になった場合は、専門家に相談しますよね。悩みが病気にまで進行していたら、精神科医に相談しなければいけませんが、そこまでいかないケースだとカウンセラーに相談するはずです。占い師に相談するというケースもあるかもしれません。

 

 カウンセラーや占い師たちのアドバイスを調べてみると次の3つに集約することができます。

 

 

1、行動を変えてみる。

 行動を変えると、ホントに性格が変わることがたまにあります。カウンセラーが「ちょっと深呼吸してみましょうか」とか「帰り道を変えてみましょう」などとアドバイスするのは行動を変えることで性格が変わることを期待して言っていることです。

 占い師が「東南東の方向へ行ってみなさい」とか「天然石のブレスレットを身につけなさい」とかアドバイスするのも、同じ原理です。

 

 

2、ポジティブな考え方をする。

 考え方が変われば性格は変わります。考え方が変われば、行動も変わりますし、重要な判断を下すときも、いままでとは違った選択をするようになりますので、人生は大きく変わります。

 

 

3、焦らず時間をかけて変えていく。

 性格は変わらないものだと思っている人は、たいがいこういうアドバイスをします。

 

 

 悪徳カウンセラーや悪徳占い師のアドバイスは、3つが多いと思います。しかし、このアドバイス通りにやったとしても、性格が変わることはまずあり得ないでしょう。性格が変わらないので、人生も変わりませんし、夢も叶いません。

 

 悪徳カウンセラーや悪徳占い師に騙されないようにしましょう。

 

 

 

ミルトン・エリクソンはこうしてクライアントの性格を変えた

 これはミルトン・エリクソンが実際に行った催眠療法のエピソードです。この逸話を『私の声はあなたとともに』という本で読んだとき、私は、ホントにびっくりしました。

 

 

 こうすれば、性格は変えられるんだということです。

「性格は変えられる」という言葉は正確ではありません。「性格を有効に活用する」と表現するほうが的確かもしれません。

 

 そのエピソードとは、このようなものです。

 

 

 フィラデルフィアからある患者が医者の紹介でミルトン・エリクソンのもとにやってきました。その患者は非常に競争心の強い男性です。つまり、人と常に競争する性格です。人と競争しなければいけないような仕事をしていましたし、あらゆることで他人と張り合うことが常態化していたのです。

 

 この性格のせいで、この男性は苦しんでいました。ひどい片頭痛があったのです。

そこで、ミルトン・エリクソンは患者を催眠状態に誘導してから、彼にこう言いました。ただし、ミルトン・エリクソンの催眠は、目を開けたままのものです。

 

「あなたは片頭痛があって、来る日も来る日も、苦しめられていますね。

9年間苦しみましたね。

この3年間は、あなたの信頼するお医者さまに、毎日頭痛の治療を受けています。

けれども、まったくよくなっていません。

さて、そのお医者さまは、私に治させるために、あなたをここにこさせました。

私としては、あなたのことを治したいとは思いませんが、しかし、やってみましょう。

両手を膝の上に置いて、そして、左手と右手のどちらが先に顔のところまであがるか、よく見ていてください」

 

 

 ミルトン・エリクソンが、患者に対して「私としては、あなたのことを治したいとは思いませんが」といったのは、この患者が競争心の強い人だったからです。こう言うことで彼の競争心に火をつけたのです。

 

 患者は、膝の上に置いた左手と右手をジッと見つめます。そして、患者は少しずつ手を動かすのですが、そのとき、両手はひどく緊張していました。

 

 この緊張を感じることは、患者にとって喜ばしいものではありません。そのことが、患者の表情や体の動き声のトーンなどからミルトン・エリクソンは感じ取ります。

 

 そして、こう言いました。

 

 

 

「さて、頭痛を持ち続けたいのなら、首と肩の筋肉の競争にかかわりなく、

頭痛を持っていたらよいでしょう。

 

ただ、私は、あなたは首と肩の筋肉の競争を望んでいないのと同様に

頭痛も望んでいないと思います。

 

私は、あなたに、両手に弛緩する競争をさせることで

筋肉の弛緩がどういうものか知ってほしいのです」

 

 

 そしてミルトン・エリクソンは、

患者に緊張させることと弛緩させることを練習させました。

 

それ以来、この患者はすっかり頭痛から解放されています。

 

 

ミルトン・エリクソンは、患者の頭痛の原因が過度の緊張によるものだと見抜いたのです。

 

ですから、筋肉の弛緩がどういうものかを知ってもらい、緊張と弛緩の練習をしてもらったわけです。

 

 

 

性格は変えるのではなく活用すること

 結論をいうと、性格は変えるのではなく、活用することなんです。

 

 ミルトン・エリクソンが催眠療法の原則としていつも言っていたことは「患者の準拠枠のなかで患者に出会うことだ」ということです。準拠というのは、すでにある規格や標準に従うことですから、相手の価値観や考え方に従うということです。

 

 つまり、この場合、患者の競争心が強いという性格に従い、その価値観のなかで会話しています。そしてその性格を有効に利用し、ミルトン・エリクソンは、最後にはこの競争心をより建設的な方向へと転換させています。

 

 では、あきらめるという性格の人は、どうやって解決すればいいのでしょうか?

まずは、すべてをあきらめてみることです。お金持ちになることもあきらめてしまい、恋人を見つけることも、結婚することも、すべてあきらめてしまいます。それは楽なことです。何もしなくていいんですから。

 

 すべてをあきらめた生活を考えてみましょう。そして、できれば1週間くらい、すべてをあきらめるという生活を実践してみましょう。すべてですから、生きることもあきらめなければいけませんが、さすが、生きることをあきらめるわけにはいきませんよね。

だったら、一度、楽な道を行くという生き方をあきらめてみませんか? シンドイ方を選んでみるんです!

 

 

 あなたが、貧乏のまま生きていきたいのなら、あなたがすぐにあきらめるという性格に関係なく、貧乏な生活を続ければいいでしょう。しかし、私は、あなたがすべてをあきらめ、生きることさえあきらめようと思っていないのと同様に、貧乏なままでいることを望んでいないと思います。ですから、楽な道を行くという生き方をあきらめるという方法もあるということを知ってもらいたいのです。

 

 

 いかがですか?

 

 

 ここまで読むと、何だか、シンドイ思いをして成功してお金持ちになりたいと思い出したでしょ? 

 

 

 もちろん、この文章を読んだだけで、性格が変わり、夢を叶えることはできないかもしれません。

 

 本当に、性格を変えて、夢を叶えたい人は、ミルトン・エリクソンの催眠療法をしっかりと学んだヒプノセラピストを訪ねることをおススメします。

 

 

 下記の本のなかに、ミルトン・エリクソンの逸話が紹介されています。その他のエピソードを知りたい方は、ぜひ読んでみてください。