私のヒプノ赤ちゃん体験記 ~“帝王切開”は怖い?と思っているママ達へ⑤

 こんにちは!真彩巳です。とうとう妊娠34週目を超えました。動きづらくなってしまった身体にもどかしさを感じつつ、赤ちゃんの誕生を心待ちにしている日々です。

 

 「ヒプノ赤ちゃん」に出会う前、私はいろんな不安や恐怖を抱えていました。なかなか二人目が授からず、産婦人科に通い、どこが悪いのか不妊の検査もしていました。なんとか自然妊娠にたどりついでも、医師から「胎児の心音が小さい」と指摘されていました。もしかしたら育たないかもしれない…。そんな不安にかられると、不妊症や不育症の情報ばかりが目に付きます。
安定期を迎えても、今度はまた産後ウツになるのではないか?という心配。そして帝王切開への恐怖。また、自分のことばかりではなく、6年間も両親を独占してきた長女が、赤ちゃんを受け入れることができるのか…。
せっかく新しい命を授かったのに、どうしてこんなに不安だらけなの?
長女を妊娠していた時の方が、なんだかもっとハッピーだったような…。
そんな時に受講のが、ヒプノ赤ちゃんの講座でした。

 

 ヒプノセラピストのみつよさんとお会いして、セッションを重ねながら、いろんなトレーニングをしていきました。自己催眠で理想のお産をイメージしたり、お腹の子と対話をしたり。アファメーションを使って、自分自身にプラスの声掛けもしていきました。同時に、ダンナと娘にもよく産まれてくる子について話し合い、私の思いを伝え、二人の話にも耳を傾けるようにしました。すると1つずつ、心配事が解消されていくのがわかりました。
一番自分の変化に気付いたのは、「他人におまかせすることができる」ことでした。家族には、私が今やれることとできないことを伝え、1人で家事を抱え込まないようにしました。すると、今まで甘えっ子だった娘が、少しずつお手伝いをしてくれるようになりました。私自身も、近所のママ友達に車に乗せてもらったり、一緒に行っている娘の習い事の送迎をお願いしたり。今までは、いかに他人に迷惑をかけないように、1人でなんでもできるように、と心がけていました。しかし、他人にお願いすることで、感謝する気持ちが出てきました。1人で頑張るよりも、心と身体にずっとゆとりが出てきたように思います。

 

 「それにね、あとはどうにでもなるって思えるようになったんですよ」
ヒプノ赤ちゃんの最後のセッションの時、私はセラピストのみつよさんにこうお話しました。するとみつよさんは笑顔でこう言ってくれました。
「初めてお会いした時は、何か言うたび『でも、でも』と不安そうなことをよく話していたよね。でも3回目のセッションから、少しずつ変わっていったよ」
私はみつよさんから「ヒプノ赤ちゃん修了書」を受け取りながら、久しぶりに達成感を味わいました。

 

 出産にとって大きな障害になるのは「恐怖」と「不安」です。
前回も書きましたが、恐怖や不安などに対処する方法の1つとして、引き寄せの法則がありました。
もう一つの対処法として、家族(パートナー)と共に行う恐れの棚おろしワーク、というものがあります。これは家族(夫婦間)でお互いに恐れや心配事を書きだし、それに順位付けをして、大きなものから1つずつ話し合うワークです。妊婦さんには、これからの子育てに対する不安ばかりが不安材料ではありません。夫との関係、家庭の経済状況、お仕事をされている方ならこれからの自分のキャリアなど、1人では解決できない問題もあるはずです。赤ちゃんが産まれてくる前に、こうした問題に少しでも解決の糸口がつかめれば、穏やかで落ち着いた出産に臨めることでしょう。

 

 最後に、赤ちゃんへラブレターを書くことをお勧めします。産まれてくる赤ちゃんへ、お父さんお母さんからの気持ちを記しておくのです。子どもが成長してから手渡すのもいい記念になると思いますし、なにより書くことで親になる喜びや出産への期待感がぐっと増してくるのです。私はこんなふうに書いてみました。

 

『産まれてくるあなたへ

 

 来月、やっと家族全員揃います。あなたが最後のメンバーです。
あなたが私のお腹に来るまで、私は何度か二人目を産むのを諦めようかと悩みました。でもお姉ちゃんを産んだ時、私は「この子はお姉ちゃんになるんだ」と直感的に感じてもいました。本当にそのとおりになりましたね。6歳の差はあるけど、全ては調度良いタイミングで進んでいるのだと思っています。

 あなたのお父さんはお仕事で忙しい中、休日は時間を割いてあなたが産まれてくる準備をしていますよ。実は、あなたがお腹に来てくれた時、一番喜んでくれたのはお父さんでした。夜遅くに疲れて帰ってきたにも関わらず、満面の笑みで「良かったね」と言ってくれました。産まれてきたら、きっとたくさん遊んでくれますよ。
 はなお姉ちゃんは、私のお腹に触ったりチュっとしてくれたり、毎日あなたのことを気にかけています。「早く一緒に遊ぶのが楽しみだよー」と言っています。そして、自分が着たベビー服をあなたがまた着てくれることが嬉しいようです。ミルクも私があげるんだ!と今からはりきっています。
 私は、これから4人でおでかけするのが楽しみです。おばあちゃんの家はもちろん、ディズニーランドに行ったり青森の親戚を家へ遊びに行ったり。みんなでどんな思い出が作れるかな?とワクワクしています。
 どうやらあなたは女の子のようですね。お姉ちゃんとはまた違う素敵な個性の持ち主でしょう。食べ物は何が好き?どんな遊びが好きかしら?服の好みからTV番組まで…。同じ姉妹でもどこが似ていて何が違うのか、その違いを知ることも、今から楽しみの一つです。

 

 これからあなたの人生の中で、大変なコトがたくさんあると思います。でも私の大好きなミュージシャンD.ボウイ氏はこう言っています。

 
<僕には3歳の娘がいる。だから、今の社会情勢をみて「未来に不運な出来事がおこるかも」なんて考えは僕には許されない。でも、単純に未来は明るいとは言えないわけで。
僕らは「希望」という解決策を見つけなくてはいけない>


 何があっても私達両親は、あなた達姉妹に「希望という解決策」を一緒に考えていきます。どうかあなたも自分の力を信じて、力強い人生を歩んでいってください。

産まれてくる日を、みんなで待っています。

 

2016年1月 まさみお母さんより』

 

 私のように、前もって帝王切開とわかる妊婦さんばかりではありません。分娩の最中に緊急で帝王切開になる方もいらっしゃいます。でもどうか、自分を責めたりしないで下さい。周囲の方もどうぞがっかりしないで下さい。赤ちゃんが手術で産まれてくる意味もちゃんとあります。どのような経過で産まれてきた赤ちゃんでも、みんな同じようにかけがえのない存在です。全ての妊婦さんに、幸せな出産が訪れますように。

 

← 無事に修了書を戴きました。
あとは、本番を待つのみ!
さて、どんな大舞台になるでしょうか?
次回は最終回、出産の模様をお伝えします。

 

(文・鵜養真彩巳)