相手の名前を忘れたときの対処法

相手の名前を忘れたときの対処法


 相手の名前を忘れてしまったことはありませんか? 名前を忘れてしまうと、話をしていても、どうもかみ合いません。

 

 相手がこっちのことをよく覚えていたりすると気まずさは倍増します。

 

 

「その後、娘さんはどうされたんですか?」

 

 相手がいきなりあなたの娘の話をしてきたりします。名前を思い出せないとなると、以前、どんな話をしたのかも覚えていないでしょう。

 

 しかし、相手は覚えているからいきなり「娘さんは、その後、どうなったのか」と聞いて来るのです。

 

 以前、その相手と会ったとき、おそらく娘の話をしたのでしょうが、それがいったいどんな話だったのか思い出せません。冷や汗ばかりが流れます。

 

 合コンや遊びの相手なら、笑ってごまかせますが、ビジネスの世界ではなかなかそうはいきません。相手に対して失礼なことになってしまいますし、相手が気分を害してしまったら上手くいく商談も破談になってしまうかもしれないのです。

 

 ビジネスで毎日誰かと名刺交換をしている人にはよくあることです。2年ぶり、3年ぶりに面談するということもザラにあります。お互いに忘れていたら何の問題もないのですが、相手があなたのことを覚えている場合が困りモノなのです。

 

 老化による記憶喪失でしょうか。若い人にも忘れてしまうことがあるはずです。高級ホテルのドアマンが2千人以上のお客様の顔と名前をすべて頭に入れていると言いますが、ドアマンたちはお客様の情報をこと細かくノートに書いて記憶する努力を怠らないのです。私たちにはそんなことはできません。人間の脳は忘れるようにできているのですから。

 

 努力すれば覚えることができるかもしれません。しかし、仕事上の問題は次々とやってきて、日々の事務作業に追いかけられる毎日です。人の名前と顔を覚えるための時間がさけるわけがないでしょう。

 

 

 ですから、相手の名前を忘れてしまったら、現場で何とかしなければいけません。その土壇場での対処法をご紹介しましょう。


 

●対処法1/下の名前を聞く

 

 これは政治家の田中角栄さんがやっていた方法です。握手をしながら「キミの名前はなんだっけ?」と軽く言います。そして、間髪を入れず「名字はわかってるよ。下の名前だよ」と言うのです。そうすれば、難なく相手の名前を聞き出せるという寸法です。

 

 しかし、これは大物政治家だからできることかもしれません。私たち庶民が真似しても、相手にバレバレですよね。


 

 

●対処法2/相手に自分の名前を言わせる

 

 これはかなり高度なテクニックです。たとえばこんなふうに言ってみます。「私は、自分の名字が嫌いなんですよね。高橋ってどこでもあるありきたりな名前じゃないですか。小さいときから嫌でしたね。いかがですか? 自分のお名前好きですか?」

 

 名前の話題をフルと、すんなりと言ってくれるはずです。ただ、違和感なく言うには演技力が必要かもしれません。


 

 

●対処法3/スーツを誉める

 

 これは女性にしかできないテクニックかもしれません。男性に対して「すごーい! 素敵なスーツですね。裏も見ていいですか?」と言って、刺繍された名前をチェックするわけです。ビジネスの緊迫したシチュエーションではなかなかできないかもしれません。


 

●対処法4/名刺交換する

 

「名刺が新しくなったので、もう一度交換させてもらってもいいですか?」と言って名刺交換をすれば、スムーズに相手の名前を知ることができます。

 しかし、この場合は、以前会ったときと名刺が変わっていなければいけません。


 

●対処法5/会話のなかから糸口を見つける

 

 最後の手段は、とにかく相手と会話しましょう。オウム返しを続けながら相手にどんどん話してもらうのです。その内容から誰だったかを思い出しましょう。

 

(文・芦田川フミ)


このデジタル名刺ホルダー! なかなかのスグレモノ!

スキャンも簡単だし、早いし! 名刺を探す時間短縮できる、ビジネスパーソン必須アイテムだよね!