なぜ人は結婚するのでしょう?


 なぜ人は結婚するのでしょう?


 古いディズニーのアニメでは、シンデレラも白雪姫も、王様とおきさきさまは、末永く幸せに暮らしました。と終わり、小さな女の子に、私も大きくなったら末永く幸せになるんだというふわふわの夢を与えます。

 けれども、適齢期も過ぎ、「あら?私って結婚するのかしら?」と思うような年になり、子どもを生めるか、生めないかの微妙な年齢になってくると、そもそも人々は、なぜ結婚するのか? 結婚する必要があるのか? と結婚制度そのものについて考え込んでしまうことでしょう。

 人はなぜ結婚に憧れ、結婚したいと思うのでしょうか?


1. 結婚式をあげたいから結婚する

 小さな頃の記憶を振り返ってみると、多くの女の子は、「大きくなったらお嫁さんになりたい」と夢を語っていました。人生の最初に結婚したくなった理由。それは、白いウェディングドレスを着る、つまりお姫様の格好をしたいから、結婚したかったのです。



2. 子どもを育てたいから結婚する

 次に、少し分別がつき、自分の両親を冷静に見る事ができるようになってくると、お姫様の格好をしたいから結婚をすると、その後何年と続く結婚生活が大変だ。ということに気づくきます。結婚式は、ゴールではなくスタート。それは、二人で協力しなければ成し遂げられない事、つまり子育てをしたいから、結婚したくなるのです。事実、平成22年度の厚生労働省発表の結婚期間が妊娠期間より短い第1子の出産、つまりできちゃった結婚はの割合は全体の25.3%。この数字から見ると4組に1組は子どもができたことが結婚の理由となっています。また、熟年離婚の理由もさまざまありますが、子どもが自立した事が理由になる場合もあります。このことから、子どもを産み、育てることは、結婚の最も大きな理由であることがわかります。



3. 相手を拘束したいから結婚する

 結婚と、単なるおつきあいを考えると両者には大きな違いがあります。おつきあいは、男女二人の間で、お互いの間だけで「つきあう」と決めればいいだけです。一方、結婚となると、婚姻届けを提出し、戸籍を書き換えなければなりません。家族のつながりが希薄になったとはいえ、それぞれの家族との関わりもでてきます。つまり、結婚は社会的に公な性質を持った関係になるのです。よって、関係を解消するのも、おつきあいに比べて、多くのプロセスが必要になり、結果、相手に対する拘束力は大きくなります。自分だけに相手を縛り付けておきたいから。も大きな結婚の理由です。



4. チームをつくりたいから結婚する

 相手を拘束したいから結婚する。などと考えると、本当に結婚なんてしなくていいかもしれないと思ってきます。けれども、やはり結婚には何かがあるに違いありません。それは、独りではないこと。ではないでしょうか? 人は、生まれる時も一人、死ぬ時も一人。といいます。けれども、結婚すると一人である。という事をその間だけ、忘れられます。法的につながったつながりは、必ずしも必要ないかもしれません。けれども、法的なつながりがあると、より決意を深くし、励ましあって何かを成し遂げられるかもしれません。一人だと1×1=1ですが、チームが力を合わせると、2×2=4の力が発揮できる、ともいいます。


自分1人だと、自分だけの力で全てを考えないとなりませんが、そこに結婚という強い拘束力でつながったパートナーの力が加わると、より遠くまで、自分を運んでいけるのかもしれません。


(文・みか)