ストレスを癒しに変える○○作り3つの魅力

ストレスを癒しに変える○○作り3つの魅力

 


毎朝すっきり起きられますか?
おいしくご飯を食べられていますか?
 

NOと答えたあなた、心の内に小さなストレスを抱えていませんか。

 

仕事がうまくいかない、とにかく疲れる、生活に張りがない、そんな悩みをふっと吹き飛ばす意外なストレス解消の術をお話しします。ストレス解消に「作る」という選択肢がおすすめなことが読んでいただければきっとお分かりになります。
 


実践した人たちがみんな口をそろえてこう言っています。
 「意外と簡単だね」「こんな風に満ち足りた気分になったのは久しぶりだよ」と。
これであなたは日頃のもやもやしたストレスから解放されます。もう癒しを求めてさまよわなくていいのです。

まず用意するものがあります。
 

粉と水とほんの少しの塩。あとはイーストや好きな酵母。
もうおわかりでしょう。
 


答えはそう「パン作り」



そう聞くと「食べるのは好きだけど、作るなんて面倒じゃない?」「かえって疲れそう・・・」なんて声が聞こえてきそうですね。
おいしいものを食べたときの幸福感はもちろん人を和ませてくれますが、それ以上にパン作りには癒しの魅力があることをお話しします。



 1.パン生地の手触り


発酵したパン生地を触ったことがありますか。パン生地にはなんともいえない柔らかさと弾力があるのです。たとえてみるなら、「赤ちゃんのほっぺ」がぴったりではないでしょうか。
 

柔らかいパン生地に触れ、表面を手のひらでなでて張りを出します。その手触りが疲れた心を癒します。さらに成形する時の細かい指先の作業が前頭葉を刺激して脳を活性化させると言われています。
 

脳が活性化すると、ストレスの原因となることに支配されていた脳も、楽しみを見つける余裕がでてくるはずです。





 2.パンが焼きあがる香り


花の香りで季節を感じたり、コーヒーの薫りでリラックスしたり、鰻屋の前を通って急にお腹が空いてきたり・・・。香りは人の心に変化をもたらします。


パンが焼ける香りが嫌いという方はほとんどいないのではないでしょうか。パンの香りは、人に好まれ、引きつける力があるのです。
 

神戸女子大学の瀬口正晴教授は言っています。「パンの香りは、パン工場から毎日、多量に戸外へ、大気中へと放出されているのが現状です。このパンの香りを、このように戸外へ捨てているのはつくづくもったいないなと思います。この香りを何とか何らかのものにくっつけて(固定化して)、利用できないか・・」と。パンの香りを癒しに利用したいという研究も専門家が進めてくれるかもしれません。


2012年に公開された映画「しあわせのパン」のサブタイトルも~パンカフェから醸し出される癒しの香り~とあります。パンの香りと癒しは切っても切り離せません。

 



3.育てる過程の楽しみ

 

パン作りは過程を楽しむものです。楽しむというより育てる喜びに近いところが料理とは少し違うような気がします。発酵が生きていることを感じさせるからかもしれません。


 

過程のスタートは材料を選ぶこと。パン作りの場合たとえば、粉は国産小麦、ミネラルの多い天然塩、精製度の低い砂糖など、自分が納得する材料を選ぶことができます。
 

市販のパンには保存性や焼き色の良さのために添加物が使われることが当たり前になっていますから、せっかく手作りするなら材料にもこだわりたいところです。


そして発酵。発酵促進剤であるイーストフードを使って、短時間に大量生産する企業もありますが、手作りでは短時間に大量に作る必要はありません。待つことが楽しいのです。イーストや酵母はむしろ少な目にして、長い時間待つのです。待つことがこんなにわくわくするなんて、パン作りを始めたらあなたは驚くに違いありません。
 

材料選びから生地作り、発酵というまとまった時間を経て焼きあげるまでの過程。その間あなたは日頃のストレスを忘れているのではないでしょうか。



これら3つが「ストレスを癒しに変える」パン作りの魅力です。
 

疲れていたり、ストレスがたまっていたりすると「おいしいもの」を食べたいという欲求にかられる人も多いと思います。


お気に入りのレストランを予約し目の前に出ていた豪華な料理を口にする。有名なパティシエの店で、クリームたっぷりのケーキを買ってくる。それはすぐに幸福感を得られ、心理社会的ストレス因子も一瞬忘れられるので、私も「自分へのご褒美」と称してたまにやります。


しかし、これはあくまで一過性なのです。満足感は長続きしません。翌日には体重の増えを気にして食べ過ぎを後悔することもしばしばあります。


 一方、作る・育てる過程はそれを終えた後に達成感と満足感を同時に得られるのです。


 一人で楽しむだけでなく、家族に喜ばれ、人にあげておいしいと誉められて、その喜びは2倍、3倍になってくるでしょう。




パンが好きというあなた。気軽にできるホームベーカリーからはじめてみませんか。


(文・カスミ)